...

Piccola Università Italiana
Largo Antonio Pandullo 6
89861 Tropea, Italia

 

Telephone: + 39 0963 60 32 84
Mobile Phone: + 39 349 58 44 114
Fax: + 39 0963 61 786
Skype: piccola.universita.italiana
E-Mail: info@piccolauniversitaitaliana.com
Internet: http://www.piccolauniversitaitaliana.com/
piccolauniversitaitaliana.com
 

(ホーム | オリジナルページ)

北イタリアの芸術文化都市トリエステで学ぶ、
オペラ歌手を目指す方のための  

音声学、歌唱法、イタリア語学研修  2016 夏期

images/piccolauniversitaitaliana-levenezie.png

images/pui-levenezie-teatro-verdi.png

        images/pui-levenezie-trieste.png        images/pui-levenezie-canale.png

 

2016年8月1日( 月)~ 15日( 日)
(7月31日トリエステ入り、8月16日日本着)

 

プロのオペラ歌手を目指す方やプロの演奏家の方へ。
北イタリアの歴史文化の香り豊かな美しい都市トリエステで学ぶ、
オペラのための歌唱法と演技指導のワークショップ、
個人レッスンと、さらに半演出付き修了試演会に出演( セビリアの理髪師/椿姫)、
そして音声学レッスンとイタリア語学研修の2週間。

マッズカート、コソッティなどイタリアの伝統を継承する最高の教授陣と、音声学の専門家サンティーニ教授による音楽レッスンと、イタリア語学コースを組み合わせた少人数制の充実したプログラムです。

 

オペラの歌唱に必要な本格的なイタリア語の発声、舞台において不可欠なオペラの歌唱法と演技を、世界的に活躍する歌手、著名な音声学の専門家など、一流の講師陣を迎え、短期間でしっかり学べます。新人の歌手の方、プロのオペラ歌手として活動をされている方などに最適な、少人数レッスンによる日本人のための2週間の特別研修プログラムです。
毎週金曜日にはワークショップでの上達をみる個人レッスンもあり、そして研修最終日には、ワークショップで学んだことを披露する、総まとめの半演出付き修了試演会に出演する機会もあります。

この研修プログラムは、声楽を専門としている方を対象に、


images/pui-levenezie-palazzo.pngimages/pui-levenezie-joyce.pngimages/pui-levenezie-molo.png

 

 

 

 

 

研修地トリエステについて


トリエステは、イタリア北東部に位置し、音楽の都ヴェネツィアやヴェローナから、そしてオーストリアのザルツブルク、ウィーン、また、スロベニア国境にも近く、ヨーロッパの中心にあり、文化の香り高い洗練された活気にあふれる港町です。かつてはハプスブルグ家マリア・テレジアのオーストリア=ハンガリー帝国の支配下にあり、その後、第一次世界大戦まで地中海有数の重要都市として繁栄を遂げました。
市民の憩いの場であるウニタ・ディタリア広場を中心に、政庁舎、ヴェルディ劇場、当時の裕福な実業家が残した豪華なお屋敷、かつての証券取引所など、様々な建築様式の建物が、土地の傾斜に沿って市街地を一望できる14世紀ゴシック様式のサン・ジュスト聖堂の丘まで広がり、街を美しく形成していま
す。また、ここは長い間、20世紀ヨーロッパの最も重要な作曲家、作家たちが滞在し、交流を深めた地でもあります。作曲家ヴェルディもこの街を愛し、オペラ「海賊」や「スティッフェーリオ」もヴェルディ劇場で初演されています。そして詩人ウンベルト・サバやジェイムズ・ジョイス、リルケをはじめとする芸術家たちにゆかりの深いカフェなど、随所でこうした偉人たちの面影を感じながら芸術的な雰囲気に浸ることができます。またフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の州都であるトリエステは、この地方きっての美食とワインの街としても有名です。そしてフェニーチェ歌劇場がある水の都ヴェネツィアや、夏の音楽祭で知られるヴェローナなどへ、週末や日帰りでの旅も楽しめます。

 


音声学の専門家による、日本人のための徹底的な
イタリア語の音声学レッスン
(6時間)


イタリアを母国語としない方にとって、オペラ・アリアの歌唱技術とアリアを理解すること、そして実際にそれを表現することにおいては、オペラの歌唱に不可欠な正しいイタリア語の発音を習得することが最も大切な課題のひとつです。
この研修では、メソッドに沿って声楽のための標準イタリア語の発音の勉強を集中的に行います。日本語には存在しない発音上の音だけではなく、一見同じような音声として認識されていても、音声上の細かい部分が異なるために、母国語以外の方には混同しやすいものもあります。イタリア語の音節の構造と、イ
タリア語の特徴でもある母音、子音をよりよく理解することで、受講者の皆さんが授業で習得された正確な発音技能を学び、直ちに歌唱スタイルを向上できるようにすることが目標です。授業はイタリア語音声学の専門家であるサンティーニ教授がピッコラ・ウニヴェルシタ・イタリアーナ内で行います。

 

少人数で、きめ細かい指導による
イタリア語集中クラス
(40時間)

images/pui-levenezie-edificio.pngimages/pui-levenezie-classe.pngimages/pui-levenezie-reception.png

 


少人数のクラス編成、経験豊かなネイティヴ講師によるイタリア語のレッスンで、研修や日常会話が無理なくこなせるように指導し、語学力をさらに上達させることを目的としています。1日2~4時間のレッスンで、初心者から上級者まで、幅広いレベルに対応し、丁寧に指導いたします。
受講者の学習効果を第一に考え、1クラスの人数は最大6名とし、2人の教師による文法と会話の合計4時間のクラスが基本です。同レベルのクラス編成を重視しますので、1クラスの人数が3人に満たない場合は、1名、または2名で1人の教師で1日2時間の文法と会話の個別レッスンに切り替えて授業を行います。場所は、イタリア教育省公認の施設で20年以上にわたりイタリア語学教育の実績を誇る学校のピッコラ・ウニヴェルシタ・イタリアーナで行われます。学校は、旧市街の中心にある18世紀の美しい建築の館です。
1クラス定員 最高6名 1レッスン55分 1日4時間(文法と会話/20分休憩あり)

 

滞在中の宿泊と練習室について

Residence

研修期間中は、町の中でも特に美しい旧市街の中心にあるキッチン、シャワーつきの快適なアパートメント・ホテルを用意いたします。語学、音楽研修どちらの学校へも徒歩5分、スーパーマーケット、市場、レストランなど日々の生活に便利で、主要な観光地にもアクセスのよい場所です。
参加代金に含まれるお部屋のタイプはシングル使用ですが、ご希望によりダブル、ツインルームでの手配も可能ですので、詳細は別途お問い合わせください。
また、滞在中に無料の防音のレッスン室の手配も可能です。お問い合わせください。

 

 

歌唱法の改善を目的とする
オペラのための歌唱法と演技のワークショップ
(18時間)

images/aula-musicale.png


レッスンは、伝統的なイタリア・オペラの伝承者であり、イタリア・オペラを代表する二人の世界的な歌手、ダニエラ・マッズカートとマックス・レネ・コソッティによる少人数制による授業がワークショップのスタイルで行われます。ここでは声楽の専門性をより高めるため、オペラ歌手にとって不可欠なレチタティーヴォについてのきめ細かな学習、主要なオペラ・アリアの伝統と解釈について、実際の舞台のためのジェスチャーや、歌ううえでの演技指導と歌唱法を学びます。そして毎週金曜日午後には、ワークショップで学んだことの上達度をみるために毎回30分の個人レッスンを行います。個人レッスンとワークショップは、コンソリのピアノ伴奏で行います。場所は、滞在先からも語学学校からも徒歩5分の音楽学校スコーラ・デッラ・ムジカ55内での音楽ホールや、録音室などを利用して行われます。

 

さらに2週間の研修期間の最後には、演技や歌唱、音声学のレッスンで期間中に学んできたことの成果を発表するため、研修生による半演出付き修了試演会を行います。( 記録用映像収録も行います。)

研修演目: ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」
        ヴェルディ:歌劇「椿姫」

images/opera-masterclass-rossini.pngimages/opera-masterclass-verdi.png

images/opera-masterclass-figaro.pngimages/opera-masterclass-violetta.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのほか、ヴェローナ音楽祭でのオペラ鑑賞も
予定。(費用別途)

images/arena-di-verona.png


研修期間中には、夏の音楽祭アレーナ・ディ・ヴェローナでオペラ鑑賞旅行もあります。


期間中の週末には希望者を対象に、夏の音楽祭アレーナ・ディ・ヴェローナでオペラ鑑賞旅行があります。

観劇演目:ヴェルディ:歌劇「イル・トロヴァトーレ」

(8月6日から1泊2日/費用別途)

 


講師陣のご案内


ダニエラ・マッズカート (ソプラノ・リリコ・レッジェーロ)

《オペラ ワークショップ、個人レッスン指導》

images/opera-masterclass-daniela-mazzucato.png

ヴェルディやドニゼッティでのベルカント歌唱において、国際的に高く評価されている。また、1980-90年代においてモーツァルト作品の上演の際には欠かせないソプラノとして活躍。アバド指揮、ストレーレル演出によるデスピーナ、スザンナ、マルチェリーナ役の彼女の歌唱は、歴史に残る名演といわれている。また、ベルリン、パリ、ロンドン、ミラノ、東京などの世界の主要な歌劇場でパヴァロッティ、プレートル、ベーム、ゼッフィレッリをはじめとするアーティストと頻繁に共演。オペラ歌手としての並外れた才能と歌唱技術に加え、俳優としての演技力、語り言葉への配慮と解釈の素晴らしさは、長年フランスとイタリアのオペレッタの上演と解釈においても重要な役割を担ってきた。純散文劇においても高い演技力が評価され、演出家からの依頼も多い。近年はワイル、ブリテン、バーンスタイン、プーランクといった1900年代の音楽劇のために力を注いでいる。



マックス・レネ・コソッティ( テノール)

《オペラ ワークショップ、個人レッスン指導》

images/opera-masterclass-santini.pngロッシーニからヴェルディ、プッチーニ、オッフェンバック、チャイコフスキー、シュトラウスまで幅広いレパートリーを誇り、イタリアのベルカントにおいては特にベッリーニ、ドニゼッティの作品において最高の歌唱能力を発揮している世界的テノール歌手の一人。15年間のグラインドボーン音楽祭への出演と数々のCD録音でも知られ、指揮者グイ、プリッチャード、ショルティ、メータ、ハイティンク、ムーティと、世界の数々の主要歌劇場で共演している。また、 ツェムリンスキーのオペラ「こびと」では、こびと役としての演技と歌唱が高く評価され、1992年にイタリアで最も権威ある批評家賞のひとつアビアーティ賞を受賞。さらにイタリアにおけるオペレッタの世界においても代表的な歌手の一人で、パレルモ、トリエステ、フランス、オーストリアなどでは数多くのオペレッタの公演に出演している。



ロベルト・サンティーニ ( オペラ歌手、舞台俳優)

《音声学レッスン指導》

images/opera-masterclass-max-rene-cosotti.png

ボローニャ音楽院にて、アリゴ・ポーラ氏に師事。レオ・デ・ベラルディニスの演出のもと、散文劇の俳優として活躍、また、ヴェネツィア大学のカネパリ教授のもとで、音声学を徹底して学ぶ。その後、イタリアや日本の演技スクールや音声学アカデミーにおいて、教育者として活動する。(日本人では2003年から昭和音楽大学、2009年から愛媛二期会 においてなど)。また、2001年から東京オペラグループのために、様々な公演を演出。
またイタリア語の音声学の観点から監修した「オペラ・アリア 発音と解釈」(小瀬村 幸子/岩下 久美子【著】/ロベルト・サンティーニ【イタリア語発音監修】)が、音楽之友社より出版されている。

 



ニコロ・チェリアーニ ( バリトン、演出家)

《音楽研修プログラム総合ディレクター》
images/NicoloCeriani.jpg

ヴァイオリニストとしての20年のキャリアを経て、その後、ゼッフィレッリ演出、ドミンゴと共演でプッチーニの 「トゥーランドット」など、15年間にわたり世界中の主な歌劇場で100以上のオペラ作品に出演し活躍してきた実力派バリトン。アレーナ・ディ・ヴェロー ナ、トリノのレッジョ歌劇場、フェニーチェ歌劇場、ボローニャ歌劇場、パレルモのマッシモ劇場、サン・カルロ歌劇場などのイタリア主要歌劇場から、ヨー ロッパ各国の著名な歌劇場に出演。近年は音楽教育の分野および演出の分野でも活動しており、散文劇の作者としてイタリアの主要な劇場で演出もしている。

 


フェデリコ・コンソリ( ピアニスト)
《ピアニスト》

images/opera-masterclass-consoli.png

1994年のL.カライアン・コンクールにて優勝。イタリア、フランス、日本、オーストリア、スロベニア、ハンガリーなどで世界的に有名なオペラ歌手のピアノ伴奏者としてコンスタントに活動。ソロ・ピアニストとしても多くのコンサートを行い、アンサンブルの共演も多い。また、音楽劇やミュージカル公演において演奏者や俳優として、散文劇の世界でも活躍。トリエステ音楽アカデミーのピアノ教師で、ポルトグルアーロのミュ
ージカル研究所の提携教諭も務める。

 

 

 

 


北イタリアの芸術文化都市トリエステで学ぶ、
オペラ歌手を目指す方のための
音声学、歌唱法、イタリア語学研修  2016 夏期

AKIKO

2週間研修代金(お一人様/税込)
3,070ユーロ(約¥399,000 1ユーロ ¥130)
(日本-イタリア間往復航空運賃は含みません)


お申し込み締め切り 2016年6月10日( 金)


研修コース費用(3,070ユーロ)に含まれる内容
●トリエステ空港から宿舎までの往復送迎。
●3 ~ 6人の小グループでのイタリア語集中レッスン( 合計40時間)
●歌唱法改善を目的としたオペラのワークショップ( 合計18時間)
●個人レッスン(30分レッスン 合計2回)
●音声学レッスン( 合計6時間)
●コース最終日での半演出付き修了試演会( 記録用映像収録)
●レッスン時間以外のフリータイムでの防音教室においての練習室の使用。
●トリエステ滞在中の宿泊費(15泊)
●文化の香り豊かなトリエステの町を知るための見学ツアー
●保険( 詳細はお申し込み時にお問い合わせください)

上記研修コースの費用に含まれないもの
●日本̶    イタリア間( トリエステまで)の航空運賃
●滞在期間中の食費などの個人消費
●ヴェローナへのオペラ鑑賞旅行(1泊2日)にかかる
 交通費、宿泊費、オペラチケット代金

 

お申し込み締め切り  2016年6月10日( 金)

お申し込み方法:
このホームページから入学申し込み用紙をダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、スキャンした書類を電子メールに添付し、2016年6月10日(金)までに送信ください。折り返し、申し込み受領確認書とお支払い方法に関するご案内をお送りいたします。

>LINK APPLICATION FORM<


●6月17日までに全費用の30%を前金としてお支払い頂くことで正式なお申
し込みとなります。

●残金は、2016年6月30日までにお支払いただきますようお願いいたします。
なお、国際送金以外に、クレジットカードでのお支払いも可能ですが、その場合
は3%の手数料が追加でかかります。また、正式になお申し込み後のキャンセル
は30%のキャンセル料金をお支払いいただきます。


本プログラムへの参加可能人数:   
最少遂行人数 4名
最多人数  10名
( 定員になりしだい締め切りますので、お早めにお申し込み下さい。)

 

BROCHURE:

L'Italiano per l'Opera a Trieste - Estate 2016

images/Programma-italiano-per-opera-2016-giapponese.png

»Download della Brochure in Giapponese«

 



PRENOTAZIONE:

PDF

 

 

Piccola Università Italiana: