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この度、北イタリアのトリエステにて、イタリア教育省公認機関で20年以上にわたりイタリア語学教育の実績を誇るピッコラ・ウニヴェルシタ・イタリアーナと、イタリア語発音研究家、オペラ歌手、演出家で「オペラ・アリア 発音と解釈」（音楽之友社）の執筆者としても知られるロベルト・サンティーニ教授、そしてイタリアを代表するソプラノ歌手ダニエラ・マッズカート氏をはじめとする最高の教授陣との協力により、近い将来、プロのオペラ歌手を目指す方のための「オペラとイタリア語習得のための２週間集中コース」を企画いたしました。

日本人にとって、本格的な正しいイタリア語の発音を習得することは、オペラ・アリアの歌唱技術と理解、表現において最も大きな、そして大切な課題のひとつです。本研修では、ここで取得する音声学と正確な発音を通して、歌唱テクニックとスタイルをさらに向上させることを目的としています。
今回は、日本のさまざまな音楽教育機関、公演で、発音指導、オペラ演出、ワークショップなども行ってきたサンティーニ氏の発案による、プロの声楽家をめざす方のための特別コースとなります。

本研修コースは、少人数によるきめの細かいイタリア語のレッスンの受講とともに、有名講師による歌唱法、音声学、オペラのための演技指導、ワークショップが盛り込まれた充実した内容です。また、研修最終日には、半演出ステージでの発表会と録画も行います。

ぜひ、この貴重な機会に、オペラ歌手を目指す若い音楽家、学生の皆様に、イタリアオペラ歌唱の実力向上のために、また、さらに実力を磨きたいとお考えのプロの新人オペラ歌手の方に、ご参加をご検討いただければ幸いです。